2011年7月24日日曜日

7/16の読む会報告、および次回予告。

7/16(土)19時より21時まで、モリエール『町人貴族』を読みました。 今回でこの作品は読了。「トルコ風儀式」の場面がある第4幕と終幕の第5幕を読みました。
参加者は10名でした。mixiの「古典戯曲を読む会」コミュやtwitterの@caminからの告知で集まりました。今回は複数の新しい顔ぶれもありました。
 
16日の読む会のプログラムは豪華(!)三本立てでした。
「『町人貴族』とトルコ趣味:西欧における異国趣味の問題」というタイトルで片山が30分ほどの発表を行いました。『自分自身への問題提起、再確認の意味が大きかったのですが、『町人貴族』の「トルコ風儀式」の場面から西欧における東洋の表象、いわゆるオリエンタリズ ムの問題という大きな枠組みのなかでの歴史的位置づけ、さらにそれに向き合う「私」自身の問題とミクロとマクロの視点を結びつけ、話をすることができたように思います。自画自賛ですが。
 
発表のあとは先月に引き続き、ポエム・アルモニックによる『町人貴族』上演映像の抜粋を見ました。三幕終わりのバレエの場面、四幕の「トルコ風儀式」の場面など。
 
DVD上映のあと休憩はさんで、4、5幕を一気に読みました。
最後はおまけでコルビオ監督『王は踊る』からルイ14世のバレの場面をDVDで見ました。
 
来月の開催は8/27(土)19時からの予定です。 場所は早稲田大学文学部教室(114)を予約しています。
 
取り上げるテクストはイエーツの一幕物です。「煉獄」と「窓ガラスの文字」の二編を読みます。 テクストはコピーを用意します。
 
9月も第4週土曜日に開催の予定です。9月も一幕ものの戯曲を取り上げる予定です。 
 
10月からは木枯さんホストでイプセンかシェイクスピアを予定しています。

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