2016年11月12日土曜日

【告知】第110回古典戯曲を読む会@東京 2016年11月26日(土)

古典戯曲を読む会@東京、11月の会の告知です。

11月はシェイクスピア晩年のロマンス劇『冬物語』第2回です。ある王の強い嫉妬が招く悲劇と、その16年後に訪れる救済を描いた作品です。ヴィクトル・ユゴーは「シェイクスピアの最も深刻で深遠な劇の一つ」と評しました。最後に訪れる「赦し」や「救済」というテーマは、本作に続く最後の戯曲『テンペスト』へと受け継がれていきます。

先月は第二幕(P84)まで読みました。今回は第三幕からとなります。前回参加していない方の参加も大歓迎ですが、第二幕まで読んできていただいた方が流れについていけると思います。

今回は上演作品の映像も少し流し、読んだだけではピンと来ない場面が実際の舞台ではどう演じられているかを見比べたりしたいと思っています(これは最終回で大々的にやる予定なので、今回はあくまでも「予定」です)。

前から候補に上がっていた作品ですが、このタイミングで取り上げることになったのは、2017年1~2月にSPAC(静岡舞台芸術センター)による公演があるためです。SPACの総力を結集した、新たな代表作となりそうな作品です。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。初日は東京から片道1000円のバスが出ます。
http://spac.or.jp/winter_2017.html

また早稲田の演劇博物館では来年1月まで「沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで」というシェイクスピアの企画展を行っています(入館無料)。こちらを覗いて一服してから読む会に参加という、どっぷりシェイクスピアな一日を楽しむことも可能です。
http://www.waseda.jp/enpaku/ex/4653/

テキストは、松岡和子さんの訳によるちくま文庫版を使います。かなり長い作品ですので、今回は主宰者側でのコピーは一切いたしません。テキストは各自でご用意ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4480033181/ref=sr_1_17?s=books&ie=UTF8&qid=1475685961&sr=1-17

ホストは、『冬物語』に深い思い入れを持つ望月が担当いたします。シェイクスピアに関する専門知識があるわけではないので至らぬ点もあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

★ご注意★
今回は会場がいつもの早稲田大学ではありません。十分にお気をつけください。
「shy 室伏鴻アーカイブカフェ」という場所になります。

http://kkunstwatanabe.wixsite.com/shys

東西線の早稲田駅から550m。徒歩6〜7分かかります。場所も比較的分かりにくいと思いますので、必ずスマホの地図か紙に印刷した地図をお持ちになって、時間に余裕を見た行動をお願いいたします。


読む会世話役は、遅くとも30分前には来てスタンバイしている予定です。言うまでもないかと思いますが、昨年亡くなられた舞踏家 室伏鴻さんにゆかりのカフェです。集合は「19時までに現地集合」とします。

会場費がかかりますが、これは前回の飲み会で、先にお帰りの方々からお金を徴収しすぎ(あの店安すぎます!)、お金を出す必要がなくなってしまった人がいるので、その方々からの徴収と若干の剰余金で賄います。したがって個別に連絡する方以外は無料です。
ただしカフェなので、フリードリンク制で500円だけお支払いください。つまり今回は「参加費=ドリンク代として500円」とお考えください。
 
あまり大人数になり過ぎても読む会として収拾が付かなくなるため、先着20人+α程度で定員とさせていただきます。お早めの参加表明をお待ちしております。終わった後、懇親会を行いますので、ご都合がつく方はそちらにもぜひご参加下さい。


【開催日時】11月26日(土) 19時~21時頃 (会場に現地集合) 【場所】「shy 室伏鴻アーカイブカフェ」*いつもの早稲田キャンパスではありませんhttp://kkunstwatanabe.wixsite.com/shys【使用テキスト】シェイクスピア『冬物語』(ちくま文庫)https://www.amazon.co.jp/dp/4480033181/ref=sr_1_17?s=books&ie=UTF8&qid=1475685961&sr=1-17【問い合わせ先】 masato009アットマークi.softbank.jp、もしくはtwitter「@masato009」

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