2020年1月20日月曜日

【告知】第145回古典戯曲を読む会@東京 2020年2月3日(月)


古典戯曲を読む会2月の会のご案内です。


今月と来月は変則的ですが、平日夜の開催になります。次回は2/3(月)19時からの開催になりますのでご注意ください。

2020年2月の会ではアイルランドの劇作家/詩人のイェーツの短編戯曲を何作が読みます。
イェーツ,W(ウィリアム)・B(バトラー)
アイルランド 1865-1939 詩人,劇作家.ダブリン近郊生まれ.
1891年に「アイルランド文芸協会」の設立に協力して、民族文学普及の実践運動に乗り出し、『ケルトの薄明』(1893)ほかで民話を収集紹介、劇『キャスリーン伯爵夫人』(1892刊、1899初演)では中世の説話を用いて、悪魔に魂を売り農民を飢えから救う貴夫人の姿を描いた。99年にはグレゴリー夫人らと「アイルランド文芸劇場」を設立、この劇のダブリン上演をもって本格的な民族演劇運動を開始するが、さらに劇作家シングやアイルランド人俳優らの参加を得て、1904年に「アベイ劇場」を新設、アイルランド文芸復興の黄金時代を築いた。この時期の劇には愛国的な『キャスリーン・ニ・フーリハン』(1902初演)、ケルト神話による『バーリアの浜で』(1904初演)、『デアドレ』(1906初演)などがある。そののちフェノロサ訳の能を知り、様式的な表現に影響を受けて、『鷹の井戸』(1916初演)から、晩年の『クーフリンの死』(1939刊、1945初演)まで、15編の劇を書いたが、写実を求める大衆の好みからは離れた。


2月の会ではイェーツの劇作品のなかか死後の魂を描く幻想劇『窓ガラスの文字』、『骨の夢』、『煉獄』の3編を取り上げる予定です。

テキストはこちらでコピーを用意します。開催場所は早稲田大学戸山キャンパスの32号館224教室です。

初めて早稲田にいらっしゃる方は、「早稲田キャンパス」と「戸山キャンパス」をくれぐれも間違えないようにしてください。会場は「戸山キャンパス」です。大隈講堂や演劇博物館がある早稲田キャンパスではありません!(最寄り駅はどちらも東西線早稲田駅です)

準備の都合上、参加希望者は世話役・片山まで事前にご連絡をお願いします。

先着20人+α程度で定員とさせていただきます。お早めの参加表明をお待ちしております。終わった後、軽く(22時半過ぎには終了)懇談会を行いますので、ご都合がつく方はそちらにもぜひご参加下さい。 

【開催日時】2020年2月3日(月) 19時~21時頃(曜日に注意!
【集合】18時50分 早稲田大学戸山キャンパス正門前
【場所】早稲田大学 戸山キャンパス(32号館224教室)https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
【参加費】無料
【使用テキスト】佐野哲郎他訳『イェイツ戯曲集』京都:山口書店、1980年より「骨の夢」「窓ガラスの文字」「煉獄」など。

【問い合わせ・申込み先】 mikiokatアットマークgmail.com(片山)





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