2016年1月18日月曜日

【告知】第103回古典戯曲を読む会@東京 2016年2月10日(水)



第103回 古典戯曲を読む会@東京
2016年02月10日(水)19時より

サラ・ケイン『フェイドラの恋』及びレクチャー「フェイドラの系譜:古代から現代まで」

古典戯曲の読む会@東京の2月は、イギリスの劇作家、サラ・ケイン(1977-1999)の『フェイドラの恋  Phaedra's Love』を読みます。この作品は1996年にロンドンのゲイト・シアターで初演されました。日本では2007年に高瀬一樹演出2008年には松井周演出で上演されています。



戯曲の日本語訳は公刊されていませんが、今回は2007年の公演の翻訳者の芦沢みどりさんのご厚意にあずかり、この公演の際に芦沢さんが翻訳された第一稿を読む会のためにお借りすることができました。2007年の公演の際の上演台本は、さらに何度もの改稿が加えられたものだそうです。今回お借りした翻訳は、ケインの原典に近いバージョンということになります。

今回は実際に戯曲を読み始めるまえに25分ほどお時間を頂き、当会世話役の片山幹生が「フェードルの系譜:古代から現代まで」と題したミニ・レクチャーを行います。発表では義母が義子に恋をするという主題の作品の系譜を、古代のエウリピデス、セネカから、十七世紀のラシーヌ『フェードル』、そして二十世紀末のケインまで概観します。こちらもぜひご参席頂ければと思います。

会場や資料の準備の都合上、参加を希望される方は下記の連絡先まで事前にご連絡お願い申し上げます。定員を先着二十名とさせて頂きますのでご了承ください

なお読む会のあとは、懇親会を近くの居酒屋で行います(会費2500円前後)。こちらも多くの方のご参加をお待ちしております。

【開催日時】2016年02月10日(土) 19時から21時(18時50分に早稲田大学文学部戸山キャンパスhttp://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html正門前集合)
【場所】早稲田大学文学部戸山キャンパス 32号館224教室(文学部戸山キャンパス正門スロープを上って左手の建物の2階)
【使用テキスト】サラ・ケイン「フェイドラの恋」沢みどり訳(2007年のシアターΧでの上演の際の翻訳第一稿)
【問い合わせ・参加申込み先】片山 mikiokatアットマークgmail.com、もしくはtwitter「@camin」まで

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