2019年6月29日土曜日

【告知】第139回古典戯曲を読む会@東京 2019年7月20日(土)

古典戯曲を読む会@東京、2019年7月の会の告知です。
7月の会では久保田万太郎の戯曲を取り上げます。

Kubota Mantaro.JPG

東京下町の町人の生活を描いた名作「かどで」を読みます。時間が余れば他の短い戯曲を読みたいと思います。

テキストと会場の準備の都合上、参加される方はかならず事前に申し込みをお願いします。申し込み先着20名で締め切りとします。先月参加されなかったかたも、参加可能です。開催場所は早稲田大学戸山キャンパスのです。教室は32号館224教室です。

初めて早稲田にいらっしゃる方は、「早稲田キャンパス」と「戸山キャンパス」をくれぐれも間違えないようにしてください。会場は「戸山キャンパス」です。大隈講堂や演劇博物館がある早稲田キャンパスではありません(最寄り駅はどちらも東西線早稲田駅です) 。

【早稲田大学 戸山キャンパス地図】
http://flas.waseda.jp/flas/wp-content/uploads/sites/7/2013/03/map01l1.jpg

初めての方は分かりにくいかもしれないので、出来るだけ集合時間に遅れないようにしてください。遅れた方は、正門脇にある「守衛室」で行き方を尋ねる方が確実かもしれません。

【早稲田大学 戸山キャンパス構内案内図】
http://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/10/toyama-campus-map.pdf

終わった後、軽く(22時半過ぎには終了)懇親会を行いますので、ご都合がつく方はそちらにもぜひご参加下さい。
 
【開催日時】7月20日(土) 19時~21時頃 (会場に現地集合)
【場所】早稲田大学 戸山キャンパス 教室 32号館224教室
【参加費】無料
【使用テキスト】久保田万太郎「かどで」他(『久保田万太郎全集 第6巻』中央公論社、1967年より)。
【問い合わせ・申し込み先】mikioアットマークgmail.com(片山幹生)
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久保田万太郎(1889‐1963)
小説家、劇作家、俳人<演出家。東京の生れ。慶大在学中の1911年《三田文学》に小説《朝顔》を発表し、《太陽》に戯曲《プロローグ》を懸賞応募して当選、17年に《末枯(うらがれ)》で文壇に認められ、26年には勤めていた母校を辞して放送局に入る。
この間に戯曲《雨空》(1920)、《短夜》(1925)、《大寺学校》を執筆、劇作家として活躍したが、32年に友田恭助・田村秋子夫妻が結成した築地座の演出を引き受け、その解散後37年に岸田国士,岩田豊雄と文学座を創立、他方で新派各劇団のために創作・脚色・演出で活動しつつ、句集《道芝》(1927)をはじめ、俳誌《春灯》(1946年1月〜)を大戦後主宰するなど俳句作家としても知られた。
代表作品に小説では《春泥》(1928)、《花冷え》(1938)、《市井人》(1949)、戯曲では《釣堀にて》(1935)、《萩すゝき》(1942)、《あきくさばなし》(1946),脚色の仕事では荷風の《夢の女》、一葉の《十三夜》、潤一郎の《蘆刈》などがある。浅草に育った下町情緒と,会話の間あいや用語に特色があり、代表句〈竹馬やいろはにほへとちりぢりに〉(《道芝》)にみられる哀愁が漂う。
(野村喬『平凡社世界大百科事典』第二版より)

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