ギリエルメ・フィゲイレド
Gulherme Figueiredo
『狐とぶどう』
A Raposa e as Uvas
次回(第85回)古典戯曲を読む会@東京では、ブラジルの作家ギリエルメ・フィゲイレド Gulherme Figueiredo (1915-1997)の『狐とぶどう』を取り上げます。4月、5月の2回で読み切る予定です。4月の開催は19日(土)、5月は17日(土)になります。
ホスト役は座・高円寺のアカデミー出身の制作者、矢口友朗氏です。多くの方の参加をお待ちしております。
なお読む会終了後は、近くの居酒屋で懇親会を行いますので(予算2000円程度)、そちらもお時間あるかたは、ぜひご参加下さい。
【開催日時】2014年4月19日(土) 19時から21時(18時50分に早稲田大学文学部戸山キャンパスhttp://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html正門前集合)
【場所】早稲田大学文学部戸山キャンパス 33-2号館114教室(文学部戸山キャンパス正門右手正面プレハブ校舎)【使用テキスト】ギリエルメ・フィゲイレド 「狐とぶどう」(牧村純訳『狐とぶどう─ブラジル戯曲選』、テアトロ、1977年に所収)テクストはコピーを用意します。
【問い合わせ先】片山 mikiokatアットマークi.softbank.jp、もしくはtwitter「@camin」まで
【作者と作品について】
ギリエルメ・フィゲイレド Gulherme Figueiredo (1915-1997)ブラジルの作家。戯曲、詩、物語、評論、翻訳など幅広い分野で作家活動を行う。1948年に喜劇『ゴディワ夫人』で劇作家としてデビューする。1949年に国立演劇学校で演劇史を教えはじめ、モリエール、シェイクスピア、バーナード・ショーなど数多くの海外の戯曲の翻訳を行った。
『狐とぶどう』は1953年に発表され、リオの市立劇場で上演された。ギリシアの奴隷、イソップが主人公で「人間の自由と尊厳」をテーマとする。各国語に翻訳され、アルゼンチンなどスペイン語圏ラテンアメリカ諸国、ソ連、東欧諸国、北米、西欧諸国、日本、中国、アフリカなど世界各国で上演されている。 日本では1958年に「ぶどうの会」によって初演。その後多くの劇団のレパートリーとなる。日本語訳は、ロシア語台本から牧原純が邦訳。ポルトガル語のオリジナル・テキストも参照した。(ギリエルメ・フィゲレード著;牧原純訳『狐とぶどう : ブラジル戯曲集』テアトロ、1977年の解説より)
【ホスト役紹介】
矢口友朗 慶応義塾大学文学部文学科国文学専攻卒。在学中、チェルフイッチュの旗揚げに参加する。大学卒業後、NHK関連会社にて、照明の仕事に従事する。会社退職後、舞台の制作運営を志し、座・高円寺劇場創造アカデミー・劇場環境コースを修了。座・高円寺の共催する地域イベントに深く関わっている。今回は上演のためのテキスト探しで出会った「狐とぶどう」の戯曲を読む事を提案した。
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