2026年3月の古典戯曲を読む会@東京では、森本薫『女の一生』をとりあげます。3月と4月の二回で読み切る予定です(2/13早朝の投稿で、三好十郎の代表作『炎の人─ゴッホ小伝』をとりあげるとしていましたが、変更しました。申し訳ありません)。
森本薫[1912~1946]
『女の一生』について
森本薫の戯曲。五幕。1945年(昭和20)4月、文学座が久保田万太郎演出により東京・渋谷の東横映画劇場(現渋谷東宝)で初演。46年、作者自身が改訂を加え、文明社から単行本として刊行。日露戦争の勝利から第二次世界大戦による敗戦まで、明治・大正・昭和の三代にわたって「家」を守り抜いた女主人公(布引けい)の一代記的ドラマで、文学座の代表作だけでなく、初演以来主演し続けた杉村春子の当り役として、上演回数は700回を超える。
中国貿易で財をなした堤家に拾われた孤児けいは、女中として働くうちに当主しずに見込まれ、次男栄二への思いを捨てて、長男伸太郎の妻となる。けいは、無能な夫にかわって家業をもり立てるが、かえって周囲の人々や夫から離反され、ひとり苦難に耐える。やがて敗戦。堤家の焼け跡にたたずむけいは、大陸から帰った栄二に再会する。60年(昭和35)第1回訪中新劇団のレパートリーにも選ばれ、各地で好評を博した。
〈大島 勉〉(『ニッポニカ小学館日本大百科全書』より)。





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