9月の会では17世紀フランス古典主義を代表する詩人、劇作家であるジャン・ラシーヌ(1639-99)の五幕韻文劇の傑作、『フェードル』(1677年初演)を取り上げます。
『フェードル』はギリシア神話に取材した悲劇で、古代ではエウリピデスの『ヒッポリュトス』、セネカの『パエドラ』の劇作品が知られています。
Pierre-Narcisse Guérin : Phèdre et Hippolyte (1802) |
ラシーヌの悲劇のなかでも上演頻度の高い作品で、日本語訳も複数存在します。今回、古典戯曲を読む会@東京では、『ラシーヌ戯曲全集2』京都:人文書院、1965年に所収されている伊吹武彦訳でこの作品を読みます。
この翻訳は絶版ですので、コピーを用意します。
初めて早稲田にいらっしゃる方は、「早稲田キャンパス」と「戸山キャンパス」をくれぐれも間違えないようにしてください。会場は「戸山キャンパス」です。大隈講堂や演劇博物館がある早稲田キャンパスではありません!(最寄り駅はどちらも東西線早稲田駅です)
準備の都合上、参加希望者は世話役・片山まで事前にご連絡をお願いします。
あまり大人数になり過ぎても読む会として収拾がつかなくなるため、先着20人+α程度で定員とさせていただきます。お早めの参加表明をお待ちしております。
終わった後、軽く(22時半過ぎには終了)懇談会を行いますので、ご都合がつく方はそちらにもぜひご参加下さい。
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