2018年6月27日水曜日

【告知】第128回古典戯曲を読む会@東京2018年7月14日(土)

古典戯曲を読む会@東京、7月の会の告知です。
6月に引き続き、フランスを代表する喜劇作家モリエール(1622-73)の代表作の一つ、『タルチュフ』(1664)を読みます。6月は第3幕まで読みましたので、7月は4-5幕を読むことになります。時間が余ると思いますので、舞台映像抜粋を見るか、あるいは関連する短い戯曲を読むかしたいと思っています。先月参加されていないかたも参加可能です。



この作品はベルサイユ宮での大饗宴の折、ルイ14世の前で初演されましたが、宗教的偽善者を徹底的にたたいた内容のあまりの大胆さに,秘密結社〈聖体秘跡協会〉を中心とした狂信者たちの怒り狂い、市中公開が禁止されました。初演の5年後の1669年に曲折の末、ようやく公開が解禁され,空前の当たりをとりました。

作品のテーマの中心は宗教的偽善に対する辛辣な諷刺ですが、それ以外にも世代間の争い、父と子の断絶、終幕の政治劇等など様々な要素が盛り込まれており、現在もフランスを中心に盛んに上演されています。

テキストは鈴木力衛訳『タルチュフ』(岩波文庫)を使用します。現在絶版品切れですが、岩波文庫なのでamzonや古書店、図書館等にはあると思います。
当日までにテキストが用意できない方は、コピーを用意しますので世話役の片山までそのむねを事前にご連絡下さい。

開催場所は早稲田大学戸山キャンパスの32号館224教室です。

初めて早稲田にいらっしゃる方は、「早稲田キャンパス」と「戸山キャンパス」をくれぐれも間違えないようにしてください。会場は「戸山キャンパス」です。大隈講堂や演劇博物館がある早稲田キャンパスではありません!(最寄り駅はどちらも東西線早稲田駅です)

参加希望者は世話役・片山まで事前にご連絡をお願いします。

あまり大人数になり過ぎても読む会として収拾がつかなくなるため、先着20人+α程度で定員とさせていただきます。お早めの参加表明をお待ちしております。
終わった後、軽く(22時半過ぎには終了)懇談会を行いますので、ご都合がつく方はそちらにもぜひご参加下さい。 

【開催日時】2018年7月14日(土) 19時~21時頃
【集合】18時50分 早稲田大学戸山キャンパス正門前
【場所】早稲田大学 戸山キャンパス(32号館224教室)https://www.waseda.jp/top/access/toyama-campus
【参加費】無料

【使用テキスト】モリエール作/鈴木力衛訳『タルチュフ』(岩波文庫)

【問い合わせ・申込み先】 mikiokatアットマークgmail.com(片山)

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